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晴れ晴れやかに春季大祭国宝まつり

4月26日から29日まで行われた高幡不動尊「春季大祭国宝まつり」。

今年はみごとな五月晴れの毎日に恵まれました。


もっと空気が澄んでいればもっと絶景

 

28日には恒例となった五重塔仏伝彫刻が開帳され、といっても塔内の螺旋階段を天空に上がる途中の仏の歴史をたどるのは降りる時にして、まずは拝観者の目的は普段は見る事ができない五重塔からの展望。

くるっと欄干にそって一周すると、新緑の高幡山から続く多摩丘陵、浅川の流れの向うには日野市内が一望でき、立川、武蔵野台地、都心に目をやればうっすら霞んで新宿副都心の高層ビル。

もっと爽快に空気が澄んでいれば筑波山も東京タワーもクッキリと見えてしまいます。


稚児行列がまつりを盛り上げます

今は東京を中心にどうしても考えてしまいますが、よくよく考えてみれば、高幡不動尊は江戸も東京もまだ存在していないころから多摩の丘陵の関東平野を一望する場所にある訳で、遥か西から、また、鎌倉から丘陵を抜け、目の前に出現する広大な平野に圧倒されたであろう往時の体験を塔の上から追従してみるのも一興です。

同じ日には「稚児練供養大護摩修行」とり行われます。

1月の初不動の際にも稚児行列はあるのですが、やはり日差しが明るくなったこの時期の方がより晴れやかに境内に引立ちます。

最終日、29日を締めくくるのは地元愛好会による奉納神輿練りです。

地元高幡不動からは高幡不動尊ともゆかりある若宮神社、お隣の三沢八幡神社、南平は八坂神社、浅川を渡って土方歳三の生まれ故郷石田の石明神社、下田の八幡大神社、上田からは北野神社から総勢五基の神輿が勢揃いし、日野の鎮守八坂神社の大太鼓を先達に高幡の街と不動尊内を練り歩きます。

 


地元愛好会による奉納神輿練り

思えば、お寺の境内をお神輿が闊歩するのですから、廃仏棄釈を行った明治の官僚が見たら嘆く事しかりの光景が不思議もなくあるのですから、今や銅像となって見つめる土方歳三も感心するやら苦笑いをしているやら、さてどちら。

さらには実は高幡不動尊にはかっては、国宝に指定されていた仁王門も不動堂も現在は重要文化財。

実は国宝たるものはないのに「国宝まつり」とはこれいかに。

などと、そんなこと突き詰めるのは野暮天もいいところ。

気になる方は川向いの谷保天でもお参りして下さいな。

 
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