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真夏の夢

 8月19、20日に行われた「アートフェスティバル」は今年で10回目。
 とても素敵でした。

 

 回を重ねる毎に、入場者が目に見えて増えている「ひのアートフェスティバル」。

 それは、参加する人たちの手作りによる会場設定や、養蚕試験場時代の素朴で、木造校舎を思わせる懐かしくほっとする建物が人を呼んでいるのも一つの理由でしょう。

 でも、何よりも、その空間自体がすでに街中にありながら、年数を経てひとつの「人と自然が造った」思いも寄らぬ作品となり、惹かれて集った人々をもアートの一部にして包みこんでしまう力を、自然体験広場が持っているからでしょう。

 森の中にはステージも特設され、ここでは屋外ではちょっと敬遠されるくらいの音量を出しても大丈夫。

 隣接するのが夏休み中の小学校とスポーツ公園という理由もありますが、それにも増して、覆い被さる木々が音を遮り、その防音効果は素晴らしいものがあります。

 森の中に、そのステージの音をも超えて響くのは蝉の鳴き声。

 それは隣の人と話すのも大声が必要なくらいです。

 ステージで奏でられる、ロックやゴスペル、ビックバンドのジャズとも即興演奏を繰り広げていました。

 残されている試験場の建物は素敵なギャラリーに変身。

 彫刻や写真、テキスタイル、絵画が展示され、これがまた、建物の雰囲気のせいでしょか、専門のギャラリーなどで見るよりも、いっそう近しいものに見えてくるのは不思議なことです。

 なかなかこんな体験、他ではできません。



 
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