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熊野神社の祭礼

熊野神社の神輿は、急階段もなんのその。

9月3、4日、南平の熊野神社で祭礼がとり行われました。

 

 熊野神社は多摩丘陵が、浅川に向って迫り出した高台にあります。現在では神社のすぐ東側まで住宅地となり、境内のすぐ下にも家が迫っているものの、神社の杜を奥へ辿れば日野市南平丘陵公園の林へとつながり、普段は静寂に包まれています。

 社殿から西へ、300mはあるでしょうか、都立南平高校の学生が通う道にポツンと立っている鳥居があります。これが熊野神社の鳥居で、お年寄りに聞いてみたところ、この鳥居から神社までの参道の両側には丘陵からわき出した水を利用した田んぼや桑畑が広がっていたとのこと。社殿は今の場所より奥、もっと高い位置にあったので麓から社殿までの急な階段は大変だったということです。

 今では隣の住宅地の道路を通って境内まで行くこともできるようになりました。でも、さすがに御神輿はそうはいかないようです。

 4日には4時間にわたる神輿の渡御が行われました。
 
 神輿は、海老色に「熊野」と染め抜いたはっぴの社中に勢い良く担ぎ出されます。社殿が低い位置に遷座されたとはいえ、神輿を担いでは難儀なそうな階段にさしかかると、勢いを押さえて抱えるようにしずしずと階段を下ろします。その様子は、何となくこれからの神輿渡御へ向けての儀式のようにも見えてしまいます。

 無事、階段を降りた神輿は、はじけるように町内へと繰り出して行きました。が、追いかけるように大雨が降り出す、というあいにくの天候。宮入では無事、階段を昇れたでしょうか。いささか心配になりました。

熊野神社を詳しく

 
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