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再開発が進む豊田駅南口 ナガエミクリの咲く湧水の里

 再開発が進む豊田駅南口。

 今までの道は剥がされ、家は取り壊され、新しい道が敷かれ、数年後には、今の面影も、記憶もたどることも難しい様相に変わることでしょう。 

 再開発の工事が進むにつれて、オヤッと、改めてこれまで気がつかなかったことにも再発見。

 

 曲がり気味の農道がそのまま昇格したような道が、駅から、南へと幾筋か通じ、加えて、横に繋いでいた細い路地ともいえる道に沿って家々が並び、視界が遮られていたのが、工事によってすっきり。

 駅周辺が明るく、新しい景色に変わると目立つのは、その背景になっている濃い緑。

 その緑を作っているのは旧「豊田村」の集落を囲む段丘の林と屋敷林のはず。

 こうして見ると、これまで、遠いと思っていた「豊田村」の中心地ー若宮神社の南側ーが以外と駅から近く、また、河岸段丘に載っている豊田駅とその周辺の地形がしっかりと把握できるのです。

 少し、足を進めてみると、再開発の場からほんの少しの距離でタイムスリップ。

 段丘の崖淵のいたる所からは今もって湧き水が流れ始めています。

 広い緑に囲まれた家屋敷を繋ぐ道はのどか、傍らには湧水からの細い流れが沿ってくれています。

 コンクリートの要壁で塞がれることなく、幾年重も変わる事ない流れには、素敵な仲間も。

 カワセミがやって来るその水面に、夏花を輝かせるナガエミクリです。

 湧水河川を好むこのナガエミクリ、環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧に指定されている植物です。

 
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