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日野から見る秋富士

「秋は、夕暮れ。夕日のさして 山の端 いと近うなりたるに、」とは「枕草子」。
秋になって、空気が乾燥し始めると、だんだんとくっきり見え始めるのが富士山。

 朝、日ごとに雪の白さを増す富士山もいいけれど、夕暮れ時、特に、逆光で姿を隠していた富士山が、日暮れとともに、まさに迫りくるように茜色の空に浮かび上がる姿は、まさに「枕草子」の世界です。

 

 多摩川と浅川が市内を横切る日野市。その河川敷の空はそのまま、山へと続き、遮るものがありません。

 特に浅川に架かるふれあい橋付近は人気の場所で、晴れた日没時ともなると、散歩の人たちも三々五々に集まり、西の空へ視線を注いでいます。

 携帯を向ける人、欄干に寄りかかる人、犬を抱えて見せる人、・・・。30分ばかりのひとしきりの一日のフィナーレは金星の輝きで幕を降ろします。

 だいたい、11月始めだと、4時30分ころから、これから冬至に向かってさらに開始の時間が早まっていきます。これから、3月半ばまで、日野の寒い季節のちょっとしたお楽しみです。

 
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