Home » 日野の見どころ » 日野の自然 » 日野の眺め » 多摩丘陵その1

多摩丘陵その1

―日野市の南につらなる多摩丘陵―

 多摩丘陵は北は高尾山のふもとから、町田市を経て横浜市港北区、そしてその先は三浦半島の手前まで続いている丘陵です。空からその形をみるとイルカに似ているので、イルカの丘なんて呼んでいる人たちもいます。
 

 標高100mから180mくらいの丘が幾重にも重なり、小さく切れ込んだ谷からわき出した水は分水嶺を境に北は多摩川へ、南は境川となり海へと流れ込んでいます。

 石器時代の古墳が多数、発見されていることから古くから人が住み着き、さらには鎌倉時代には武蔵の国から鎌倉へ向う武士団がこの丘を駆け抜けて行きました。
 
 江戸時代になると家康の亡骸はこの丘陵を横切り、日光へと運ばれていきました。土方歳三も丘陵の山道を剣術の稽古に通っています。今でもこれらの古い道跡が残っている場所もあります。

 多摩ニュータウンが建設されたのは丘陵の歴史の中でもつい最近のことです。しかし、この開発は農村地帯だった丘の姿を変え、あり方を変えた一大変革でした。

 ニュータウンの開発現場ではウルトラマン、仮面ライダーなどのTV撮影がよくされていました。宮崎アニメの「耳をすませば」には聖蹟桜ヶ丘の風景が随所に折り込まれています。「平成狸合戦ぽんぽこ」はニュータウンの開発そのものをテーマにした作品です。


―日野の多摩丘陵―


 
 広い関東平野、その東端を流れる川が浅川です。この浅川にそって多摩丘陵が丘を連ねています。日野市域の丘陵地帯は昭和33年(1958)に日野市と合併した七生(ななお)村の村域だったことから今でも「七生丘陵」と呼ばれています。

 七生丘陵の東端には梅の名所、百草園があります。「平成狸合戦ぽんぽこ」この中でたぬきたちが宝船に乗って黄泉の国へ川を下るシーンは百草園からの多摩川の眺めによく似ています。
 
 関東三大不動のひとつ高幡不動尊金剛寺もこの丘陵の麓にあります。
 
 多摩動物公園、多摩テック(多摩テックは平成21年(2009)9月30日をもって閉園いたしました。)はこの丘陵の自然の地形を活かして造られています。
 
 七生丘陵にある都立七生公園、都立平山城址公園、市立南平丘陵公園に歩を進めれば、森に鳥の声が響き、木々のざわめきに思わず空を見上げる、そんな体験ができてしまいます。

 
▲このページの上へ

© NPO法人 日野市観光協会 All rights reserved.